不動産クラウドファンディングに投資する際、「できるだけ短期間で資金を回収したい」「3ヶ月や6ヶ月程度の案件に投資したい」と考える方は多いのではないでしょうか。運用期間が短いファンドは、償還された資金を次の案件へ再投資しやすく、資金効率を高められるのが魅力です。一方で、サービスによって取り扱う案件の運用期間は大きく異なり、短期案件が豊富なサービスもあれば、1年以上の長期案件が中心のサービスもあります。
そこで本記事では、不動産クラウドファンディングの運用期間の目安や、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月以内の短期案件を扱うサービスについてご紹介します。短期間で効率よく資産運用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産クラウドファンディングの運用期間の目安
不動産クラウドファンディングでは、ファンドごとに運用期間が設定されており、その期間中は原則として資金を引き出せません。そのため、利回りだけでなく運用期間も重要な判断材料になります。運用期間が短い案件は資金の回転率が高く、投資初心者でも始めやすいのが特徴です。
一方で、長期案件は資金が長く拘束されるものの、比較的高い利回りが期待できるケースもあります。自分の資金計画や投資目的に合わせて、無理のない運用期間のファンドを選ぶことが大切です。
短期案件の運用期間は3ヶ月〜1年間以下が目安
不動産クラウドファンディングにおける短期案件の運用期間は、一般的に3ヶ月〜1年以下が目安です。特に3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月といった区切りの案件が多く、比較的早いタイミングで投資資金を回収できます。短期案件のメリットは、資金の拘束期間が短く、償還された資金を別のファンドへ再投資しやすいことです。運用実績やサービスの使い勝手を確認したい初心者にとっても、長期間資金を預ける不安を抑えながら投資を始められます。
一方で、運用期間が短いほど募集頻度や抽選への応募回数が増えるため、継続的に案件情報をチェックする必要があります。利回りだけでなく、運用期間や再投資のしやすさも含めてサービスを選ぶことが大切です。
1ヶ月間などの「超短期ファンド」も存在する
不動産クラウドファンディングの中には、3ヶ月や6ヶ月よりもさらに短い、1ヶ月程度で運用が終了する「超短期ファンド」も存在します。募集数は多くありませんが、短期間で資金を回収できるため、資金効率を重視する投資家から人気があります。
超短期ファンドは、売却予定が明確な不動産や、短期間での運用が見込まれる案件で組成されることが多く、運用が順調に進めば早期に元本と分配金を受け取ることが可能です。そのため、次の案件へ素早く再投資しやすい点が大きなメリットです。
ただし、募集開始から短時間で満額成立するケースも多く、投資したくても参加できないことがあります。超短期ファンドを狙う場合は、事前に会員登録や入金を済ませ、募集情報をこまめに確認しておくことが重要です。
1年以上の案件は長期運用として資金拘束期間が長くなりやすい
運用期間が1年を超える案件は、一般的に長期運用ファンドに分類されます。18ヶ月や24ヶ月、中には3年以上の運用期間が設定されている案件もあり、その間は資金が拘束されるため注意が必要です。
長期案件は、賃料収入を原資とするインカムゲイン型ファンドや、不動産の売却益を狙うキャピタルゲイン型ファンドなど、さまざまな種類があります。比較的安定した運用を目指す案件も多い一方で、投資資金を長期間動かせなくなる点はデメリットです。
また、運用期間中は別の案件へ資金を回しにくいため、短期案件と比べると再投資の機会は少なくなります。長期案件へ投資する際は、利回りだけでなく資金拘束期間も考慮し、余裕資金の範囲内で運用することが大切です。
運用が終わっても償還までに1ヶ月ほどかかることが多い
不動産クラウドファンディングでは、運用期間が終了したからといって、すぐに元本や分配金が振り込まれるわけではありません。多くのサービスでは、運用終了後に物件の売却手続きや収支の確定、分配金の計算などが行われるため、実際の償還までは1ヶ月程度かかるケースが一般的です。
たとえば、運用期間が6ヶ月のファンドでも、償還までの期間を含めると資金拘束期間は7ヶ月程度になることがあります。短期運用を重視している場合は、募集ページに記載されている「運用終了日」だけでなく、「償還予定日」まで確認しておくことが大切です。資金を効率よく再投資したい方は、想定利回りだけでなく、運用終了から償還までの期間も比較しながらファンドを選ぶとよいでしょう。
1年以下の短期運用ができる不動産クラウドファンディング10選
| 不動産クラファン | 累計組成ファンド数 | 償還ファンド数 | 利回り | 劣後出資比率 | 上場の有無 | 運用期間 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| トーチーズ | 37件 | 13件 | 8.5~18% | 1~10% | × | 3~10ヶ月 |
| CONDO | 2件 | 0件 | 8.1~10.2% | 11.9~13.4% | × | 1ヶ月~ |
| 利回り不動産 | 86件 | 70件以上 | 5.2~12% | 10% | × | 4~12ヶ月 |
| らくたま | 44件 | 20件以上 | 5~6% | 23~42% | × | 3~12ヶ月 |
| COZUCHI | 140件以上 | 110件以上 | 4~8% | 2.5~8.8% | × | 3ヶ月~10年 |
| TSON FUNDING | 100件以上 | 80件以上 | 5.5~6% | 10% | × | 6~12ヶ月 |
| FANTAS funding | 250件以上 | 50件以上 | 3~7.3% | 10% | × | 2~12ヶ月 |
| トモタク | 125件 | 100件以上 | 5~10% | 10% | × | 3~12ヶ月 |
| まにわく | 39件 | 32件 | 7~10% | 10~30% | × | 3~12ヶ月 |
| 利回りくん | 180件 | 154件 | 3~6% | 5~30% | 〇 | 3ヶ月~1年 |
上記で紹介したサービスを見ると、短期運用が可能な不動産クラウドファンディングでも、それぞれ特徴が大きく異なります。とにかく高利回りを狙いたいならトーチーズや“まにわく”、超短期案件を探したいならCONDO、劣後出資比率の高さを重視するなら“らくたま”が有力候補です。
また、短期運用と実績のバランスを重視するならCOZUCHIやFANTAS funding、トモタクなども選択肢となります。特にCOZUCHIは短期から長期まで幅広い案件を取り扱っており、投資経験に応じて運用スタイルを変えやすい点が魅力です。
一方で、短期運用ファンドは運用期間が短い分、再投資先を探す手間が発生しやすく、人気案件では抽選倍率が高くなることもあります。また、高利回り案件ほどキャピタルゲイン型の割合が増え、リスクも高くなる傾向があります。
そのため、単純に利回りだけで選ぶのではなく、運用期間、劣後出資比率、運営会社の実績、上場企業グループかどうかなどを総合的に比較することが大切です。自分の資金計画やリスク許容度に合ったサービスを選び、無理のない範囲で分散投資を心掛けましょう。ここからは、それぞれのサービスを詳しく解説していきます。
トーチーズ|年利10%超かつ3ヶ月未満のファンドも多数

| 運営会社 | TORCHES株式会社 |
|---|---|
| 過去の元本割れの有無 | 0件 |
| 劣後出資比率 | 1~10% |
| 最低投資金額 | 1~10万円 |
| 累計募集実績数 | 37件 |
| 償還済みファンド数 | 13件 |
| 利回り | 8.5~18% |
| 運用期間 | 3~10ヶ月 |
| 特徴 | ・親会社のエムトラストが他社プラットフォームを含め100件以上の償還実績あり ・キャピタルゲイン型ファンドが中心 |
トーチーズは、想定利回り8.5〜18%と高利回り案件を多く取り扱う不動産クラウドファンディングです。運用期間は3〜10ヶ月と比較的短く設定されており、資金を長期間拘束されたくない方におすすめです。特に短期案件の豊富さが特徴で、これまでの募集実績37件のうち10件は「運用期間3ヶ月未満かつ利回り10%超」という条件を満たしており、短期間で高いリターンを狙える案件が多く見られます。
また、案件によっては予定より早く売却が完了し、早期償還となるケースも少なくありません。資金回収が前倒しになれば、次の案件へ再投資しやすくなるため、資金効率を重視する投資家にとってはメリットといえるでしょう。
一方で、投資家保護のための優先劣後方式を採用しているものの、劣後出資比率は1〜10%程度です。不動産クラウドファンディング業界では20〜30%前後の劣後出資を設定するサービスもあるため、比較するとやや低めの水準といえます。そのため、利回りの高さだけでなく、案件ごとの劣後出資比率や物件の安全性も確認したうえで投資判断を行うことが大切です。
親会社であるエムトラストは、他社プラットフォームを含め100件以上の償還実績を持っており、不動産開発・運用のノウハウを有しています。短期間で高い利回りを狙いたい方や、償還資金を積極的に再投資したい方にとって、有力な選択肢のひとつといえるでしょう。
CONDO|1ヶ月間から自由に運用期間を調整できる

| 運営会社 | 株式会社AUGEN |
|---|---|
| 過去の元本割れの有無 | 0件 |
| 劣後出資比率 | 11.9~13.4% |
| 最低投資金額 | 1万円 |
| 累計募集実績数 | 2件 |
| 償還済みファンド数 | 0件 |
| 利回り | 8.1~10.2% |
| 運用期間 | 1ヶ月~ |
| 特徴 | ・レール式の運用システム ・継続投資による優待制度あり |
CONDOは、投資家自身が運用期間を選びやすい「レール式」の仕組みを採用している不動産クラウドファンディングです。一般的な不動産クラウドファンディングでは運用期間が固定されていますが、CONDOでは1ヶ月からスタートし、その後3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月といった形で運用を継続できる仕組みが特徴です。短期間で資金を回収したい方から、長めに運用したい方まで柔軟に対応できます。
また、想定利回りは8.1〜10.2%と比較的高水準でありながら、最低投資額は1万円と少額から始められるため、初心者でも参加しやすいサービスといえるでしょう。さらに継続投資を行うことで優待を受けられる制度も用意されており、長期的に利用するメリットがあります。
一方で、サービス開始から日が浅く、募集実績はまだ2件、償還済みファンドもないため、運用実績を重視する投資家は今後のファンド運営状況を見守りたいところです。新しいサービスならではの成長性に期待しつつ、実績の蓄積にも注目したい不動産クラウドファンディングです。
利回り不動産|12ヶ月の期間で分配は半年ごとの案件が多い

| 運営会社 | 株式会社ワイズホールディングス |
|---|---|
| 過去の元本割れの有無 | 0件 |
| 劣後出資比率 | 10% |
| 最低投資金額 | 1万円 |
| 累計募集実績数 | 86件 |
| 償還済みファンド数 | 70件以上 |
| 利回り | 5.2~12% |
| 運用期間 | 4~12ヶ月 |
| 特徴 | ・優待ギフトももらえるキャンペーン実施の実績あり ・情報開示が丁寧 |
利回り不動産は、12ヶ月運用の案件を中心に取り扱う不動産クラウドファンディングです。案件によっては4〜6ヶ月程度の短期運用もありますが、全体としては1年間の運用期間を採用しているファンドが多く見られます。
特徴的なのは、12ヶ月運用の案件でも分配金が半年ごとに支払われるケースが多い点です。不動産クラウドファンディングでは運用終了時にまとめて分配されるサービスも少なくありませんが、利回り不動産なら運用途中で分配金を受け取れるため、投資成果を実感しやすいメリットがあります。
また、想定利回りは5.2〜12%と比較的高水準で、特に10%を超える高利回り案件の募集実績が豊富です。高利回り案件は人気が集まりやすいものの、少額の1万円から投資できるため初心者でも参加しやすいでしょう。
さらに、優待ギフト付きキャンペーンを実施した実績があるほか、募集時や運用中の情報開示が丁寧な点も評価されています。高利回りを狙いつつ、定期的に分配金を受け取りたい方や、運営状況をしっかり確認しながら投資したい方に向いているサービスといえます。
らくたま|1年未満かつ劣後出資比率が高く安心感

| 運営会社 | 株式会社フロンティアグループ |
|---|---|
| 過去の元本割れの有無 | 0件 |
| 劣後出資比率 | 23~42% |
| 最低投資金額 | 1万円 |
| 累計募集実績数 | 44件 |
| 償還済みファンド数 | 20件以上 |
| 利回り | 5~6% |
| 運用期間 | 3~12ヶ月 |
| 特徴 | ・アップサイド配当制度採用 ・5日ルールを採用 ・劣後出資比率が高い ・優待サービスが充実 |
らくたまは、運用期間が3〜12ヶ月と比較的短く、資金効率を重視する投資家から人気を集めている不動産クラウドファンディングです。特に特徴的なのが、運用終了後の償還スピードです。多くのサービスでは運用終了から償還まで数週間から1〜2ヶ月程度かかることがありますが、らくたまは原則として運用終了の翌営業日に償還されるため、無駄な資金拘束期間がほとんどありません。
また、全期間配当保証付きのアップサイド配当制度を採用している点も大きな魅力です。早期償還となった場合でも当初予定されていた期間分の配当金が支払われる仕組みで、投資家にとって有利な設計となっています。過去には実質利回りが1642%を超えた案件もありました。
安全性の面では、23〜42%という高い劣後出資比率が強みです。不動産クラウドファンディング業界では10%前後のサービスも多い中、らくたまは運営会社が比較的大きな割合を負担しているため、一定の損失であれば投資家の元本に影響しにくい仕組みとなっています。想定利回りは5〜6%と中程度ですが、その分安心感を重視したい方には魅力的な選択肢といえるでしょう。
一方で人気が非常に高く、募集倍率が高騰しやすい点には注意が必要です。応募しても抽選に外れるケースが少なくないため、投資したくても資金をなかなか投入できないことがあります。安全性と資金効率を重視する方には有力なサービスですが、投資機会を確保しにくい点は理解しておきたいところです。
COZUCHI|短期から中長期まで運用期間を選びやすい

| 運営会社 | LAETOLI株式会社 |
|---|---|
| 過去の元本割れの有無 | 0件 |
| 劣後出資比率 | 2.5~8.8% |
| 最低投資金額 | 1万円 |
| 累計募集実績数 | 140件以上 |
| 償還済みファンド数 | 110件以上 |
| 利回り | 4~8% |
| 運用期間 | 3ヶ月~10年 |
| 特徴 | ・短期運用と中長期運用ファンドがある ・アップサイド配当制度を採用 ・中途換金が可能 |
COZUCHIは、短期運用と中長期運用の両方を取り扱う数少ない不動産クラウドファンディングサービスで、運用期間の選択肢が非常に幅広いのが特徴です。3〜12ヶ月程度の短期運用ファンドから、1〜10年規模の中長期運用ファンドまで用意されており、「まずは短期で試したい方」から「長期でじっくり資産運用したい方」まで幅広いニーズに対応しています。
また、売却益が想定を上回った場合に投資家へ追加で利益を還元する「アップサイド配当制度」を採用している点も魅力です。実際に想定利回りを上回る配当実績も多く、高い収益性を期待できます。
さらに、不動産クラウドファンディングでは珍しく中途換金制度を導入しており、運用期間中でも換金申請が可能です。資金の流動性を重視する方にとっては大きなメリットといえるでしょう。
一方で、人気サービスゆえに応募倍率が非常に高く、口コミでは「宝くじ並みに当たらない」と言われることもあります。魅力的な案件が多い反面、投資したくてもなかなか当選できないケースがある点には注意が必要です。
TSON FUNDING|半年〜1年程度の案件を探したい人向け

| 運営会社 | 株式会社TSON |
|---|---|
| 過去の元本割れの有無 | 0件 |
| 劣後出資比率 | 10% |
| 最低投資金額 | 10万円 |
| 累計募集実績数 | 100件以上 |
| 償還済みファンド数 | 80件以上 |
| 利回り | 5.5~6% |
| 運用期間 | 6~12ヶ月 |
| 特徴 | ・インカムゲイン型ファンドが中心 ・東海エリア案件が中心 |
TSON FUNDINGの特徴は、運用期間が半年から1年程度の案件に特化している点です。数ヶ月で償還される超短期ファンドほど再投資の頻度が高くならず、一方で数年単位の長期運用ほど資金が拘束されないため、短期と長期の中間を狙いたい方に向いています。
また、ファンドの多くは家賃収入を原資とするインカムゲイン型を採用しており、売却益頼みのキャピタルゲイン型と比べて収益が比較的安定しやすいことも魅力です。取り扱う物件は愛知県をはじめとした東海エリアが中心で、地域密着型の運営を行っています。
一方で、最低投資金額は10万円と業界平均の1万円より高めです。不動産クラウドファンディングを少額から始めたい初心者にとってはややハードルが高く、分散投資もしづらい点はデメリットといえるでしょう。少額投資よりも、まとまった資金で半年〜1年程度の運用をしたい方に適したサービスです。
FANTAS funding|短期運用と高利回りを狙いたい人向け

| 運営会社 | FANTAS technology 株式会社 |
|---|---|
| 過去の元本割れの有無 | 0件 |
| 劣後出資比率 | 10% |
| 最低投資金額 | 1万円 |
| 累計募集実績数 | 250件以上 |
| 償還済みファンド数 | 50件以上 |
| 利回り | 3~7.3% |
| 運用期間 | 2~12ヶ月 |
| 特徴 | ・実績が豊富 ・アップサイド配当制度を採用 |
FANTAS fundingの特徴は、2〜12ヶ月と比較的短い運用期間の案件が多いことです。特に2〜6ヶ月程度で償還されるファンドも多く、資金拘束期間をできるだけ短くしたい方に適しています。償還後は別の案件へ再投資しやすく、資金効率を重視する投資家から人気を集めています。
また、売却が想定より早く完了した場合でも、当初予定されていた配当を受け取れる「アップサイド配当制度」を採用しているファンドがある点も魅力です。早期償還によって利益が減る心配が少なく、投資計画を立てやすい仕組みとなっています。
さらに、2018年からサービスを運営している業界でも比較的歴史の長い事業者であり、累計募集実績は250件を超えています。豊富な運営実績があることは、サービス選びの安心材料のひとつといえるでしょう。
最低投資金額は1万円からと少額で始められるため、不動産クラウドファンディング初心者や短期運用を重視する方におすすめのサービスです。
トモタク|短期案件を中心に分散投資したい人向け

| 運営会社 | 株式会社イーダブルジー |
|---|---|
| 過去の元本割れの有無 | 0件 |
| 劣後出資比率 | 10% |
| 最低投資金額 | 1万円 |
| 累計募集実績数 | 125件 |
| 償還済みファンド数 | 100件以上 |
| 利回り | 5~10% |
| 運用期間 | 3~12ヶ月 |
| 特徴 | ・マスターリース契約の導入でリスク軽減 ・Amazonギフト券やご当地ギフトなどキャンペーンを積極的に実施 |
トモタクの魅力は、3〜12ヶ月程度の短期案件が豊富な点です。数年単位で資金を拘束されることなく運用できるため、短期運用を重視する投資家に適しています。最低投資金額も1万円からと手頃で、複数のファンドに資金を分けて投資しやすいことから、リスク分散を意識した運用もしやすいサービスです。
また、利回りは5〜10%と比較的高水準の案件が多く、短期間でも効率的な運用を目指せます。さらに、一部ファンドではマスターリース契約を導入しており、空室が発生しても一定の賃料収入が見込める仕組みを採用しています。これにより、インカムゲイン型ファンドの安定性向上が期待できます。
加えて、Amazonギフト券やご当地ギフトがもらえるキャンペーンを積極的に実施している点も特徴です。投資による分配金だけでなく、キャンペーン特典を受け取れる機会が多いため、お得感を重視する投資家からも人気があります。
実績面でも累計募集実績125件、償還済みファンド100件以上と十分な運用実績があり、短期案件を中心に分散投資したい方におすすめできるサービスです。
まにわく|3ヶ月〜1年程度の短期運用を狙いやすい

| 運営会社 | 株式会社 新日本コンサルティング |
|---|---|
| 過去の元本割れの有無 | 0件 |
| 劣後出資比率 | 10~30% |
| 最低投資金額 | 10万円 |
| 累計募集実績数 | 39件 |
| 償還済みファンド数 | 32件 |
| 利回り | 7~10% |
| 運用期間 | 3~12ヶ月 |
| 特徴 | ・都心近郊を中心とした物件が多め ・高利回りで短期運用も案件が中心 ・最低投資額が他社と比較すると高め |
まにわくの特徴は、3〜12ヶ月程度の短期案件が中心であることです。特に3〜6ヶ月程度の比較的短い運用期間のファンドも多く、長期間資金を拘束されたくない投資家に適しています。短期案件でありながら想定利回りは7〜10%と高水準で、資金効率を重視する方から注目されています。
取り扱う物件は東京都や首都圏近郊が中心です。人口が多く不動産需要の高いエリアの案件が多いため、地方物件に比べて需要面での安心感を持ちやすい点も魅力といえるでしょう。また、劣後出資比率は10〜30%と比較的高めの案件もあり、一定の損失までは運営会社が負担する仕組みが採用されています。
一方で、最低投資金額は10万円からとなっており、多くの不動産クラウドファンディングサービスで採用されている1万円と比べると高めです。少額から複数のファンドへ分散投資したい方にとっては、やや使いにくさを感じるかもしれません。そのため、まにわくは「高利回り」「短期運用」を重視し、ある程度まとまった資金で運用したい方におすすめのサービスと言えるでしょう
利回りくん|短期案件からテーマ性のある案件まで選べる

| 運営会社 | 株式会社シーラ(シーラホールディングスの子会社) |
|---|---|
| 過去の元本割れの有無 | 0件 |
| 劣後出資比率 | 5~30% |
| 最低投資金額 | 1万円 |
| 累計募集実績数 | 180件 |
| 償還済みファンド数 | 154件 |
| 利回り | 3~6% |
| 運用期間 | 3ヶ月~1年 |
| 特徴 | ・上場企業が運営で安心感がある ・都心や人気エリアの不動産が中心で物件の質が高い ・利回りくんコイン制度で投資額に応じてコインが貯まる |
利回りくんは、3ヶ月程度の短期案件から1年程度の案件まで取り扱っており、運用期間の選択肢が豊富な不動産クラウドファンディングです。短期間で資金を回収したい方はもちろん、半年〜1年程度運用したい方にも利用しやすく、短期運用を検討している投資家に向いています。
また、利回りくんは一般的な賃貸マンションだけでなく、ホテルや観光施設、地域創生プロジェクトなどテーマ性のある案件を取り扱うことでも知られています。単に利回りだけで投資先を選ぶのではなく、「応援したい事業」や「興味のある地域」に投資できる点は他社にはない魅力です。
運営会社は東証上場企業グループの株式会社シーラであり、上場企業グループならではの透明性や信頼性に期待できます。さらに、投資額に応じて「利回りくんコイン」が付与される独自制度もあり、継続利用する楽しみがある点も特徴です。
一方で、想定利回りは3〜6%程度と、短期高利回りを売りにするサービスと比較するとやや控えめです。そのため、利回りの高さだけを重視する方よりも、上場企業グループの安心感や資金効率を重視する方、テーマ性のある案件への投資を楽しみたい方におすすめのサービスといえるでしょう
短期の不動産クラウドファンディングを選ぶメリット
短期の不動産クラウドファンディングは、数ヶ月〜1年程度で運用が終了する案件が多く、初心者にも取り組みやすいのが特徴です。長期間お金を預け続ける必要がないため、投資へのハードルを下げやすく、「まずは少額で試してみたい」という方にも向いています。
また、短期間で償還されることで次の案件へ資金を回しやすく、複数サービスを比較しながら経験を積める点もメリットです。市場環境の変化に合わせて投資先を見直しやすいのも、短期案件ならではの魅力といえるでしょう。ここでは、短期の不動産クラウドファンディングを選ぶメリットをご紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
初心者でも「やってみた」経験を積みやすい
短期の不動産クラウドファンディングは、初心者でも「まずは投資を体験してみる」という感覚で始めやすいのがメリットです。運用期間が短いため、出資から分配金の受け取り、償還までの流れを比較的早く経験できます。
長期案件だと結果が分かるまで数年かかる場合もありますが、短期案件なら短いサイクルで投資経験を積めるため、仕組みやリスクへの理解も深まりやすいでしょう。少額投資と組み合わせれば、投資初心者でも心理的なハードルを抑えながら実践経験を積みやすい点が魅力です。
資金が拘束される期間を短くできる
短期の不動産クラウドファンディングは、資金が拘束される期間を短くできる点が大きなメリットです。不動産クラウドファンディングは原則として途中解約ができないサービスが多いため、長期案件では数年間資金を動かせなくなるケースもあります。その点、数ヶ月〜1年程度の短期案件であれば、比較的早く元本と分配金が償還されるため、急な出費やライフスタイルの変化にも対応しやすくなります。
また、「長期間お金を預けっぱなしにするのは不安」という投資初心者でも始めやすいでしょう。資金の流動性を重視したい方や、複数の投資先を柔軟に選びたい方にとって、短期案件は相性の良い選択肢といえます。
償還後に別の案件へ再投資しやすい
短期の不動産クラウドファンディングは、償還後に別の案件へ再投資しやすい点も魅力です。運用期間が短いため、比較的早いタイミングで元本と分配金が戻ってきます。その資金を活用して新たな案件へ出資できるため、効率よく資産運用を続けやすくなります。
また、短期間で複数のサービスや案件を経験できるので、「どの運営会社が使いやすいか」「どのような案件が自分に合うか」を比較しながら投資経験を積めるのもメリットです。市場環境や金利動向に合わせて投資先を見直しやすく、柔軟に運用したい方にも向いています。
不動産クラウドファンディングはやめとけ?短期運用のデメリット
不動産クラウドファンディングでは、数ヶ月程度で償還される短期運用ファンドが人気を集めています。資金拘束期間が短く、早く元本と利益を回収できる点は魅力ですが、メリットばかりではありません。運用期間が短いからこそ生じるデメリットや注意点も存在します。
特に、長期運用ファンドと比較すると利益の積み上がり方や再投資の手間、投資対象のリスクなどに違いがあります。短期運用ファンドへの投資を検討している方は、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで、自身の投資スタイルに合っているか判断することが大切です。ここでは、短期運用のデメリットをご紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
運用期間が短い分、分配金の総額は小さくなりやすい
短期運用ファンドは年利が高く見える案件も多いですが、運用期間が短いため受け取れる分配金の総額はそれほど大きくならない場合があります。たとえば、年利10%のファンドでも運用期間が3ヶ月であれば、実際に受け取れる利益は年利換算の4分の1程度です。
一方で、年利がやや低くても長期間運用されるファンドの方が、結果として受け取る分配金が多くなるケースもあります。短期運用は資金回収が早いというメリットがある反面、まとまった利益を得るには何度も再投資を繰り返す必要があります。そのため、利回りの数字だけで判断せず、実際に受け取れる分配金額まで確認することが大切です。
再投資先を探す手間がかかる
短期運用ファンドは償還までの期間が短いため、資金が早く戻ってくる一方で、その都度新しい投資先を探さなければなりません。魅力的な案件が常に募集されているとは限らず、償還後にしばらく投資先が見つからないケースもあります。
また、不動産クラウドファンディングは人気案件ほど募集開始直後に満額成立することも多く、募集スケジュールを定期的に確認する手間も発生します。再投資ができない期間が長くなると、その間は資金が遊んでしまい、想定していた運用効率を下回るかもしれません。手間をかけずに長期間運用したい方にとっては、短期ファンドが負担に感じることもあるでしょう。
キャピタルゲイン型のファンドが多くリスクは上がる
短期運用ファンドは、不動産の売却益を主な収益源とするキャピタルゲイン型が多い傾向があります。売却が予定通り進めば高い利回りが期待できる一方で、不動産市況の悪化や売却時期の遅れなどの影響を受けやすい点には注意が必要です。
賃料収入を原資とするインカムゲイン型と比べると、収益の安定性はやや低くなる傾向があります。特に高利回りをうたう短期案件は、売却価格や開発計画の成功が前提となっているケースも少なくありません。そのため、運用期間が短いから安全とは限らず、投資対象の不動産や事業計画、劣後出資比率などを確認したうえで投資判断を行うことが重要です。
